気づけば11月も終わり。振り返ってみるとそこそこ頑張ってるはずなのに前に進んでる実感がない1ヶ月だった。
ブログやYouTubeの更新ペースは相変わらず上がらず、「なんでこんなに更新が止まるのか」とか「自分にとっての面白いって何なのか」をずっと考えていた。一方、プライベートでは息子が急に熱を出して仕事が予定通りに進まなかったり、18年落ちの愛車をまた修理したりと、仕事もプライベートも上手くいかない日々が続いている。
「なんか毎日悩んでばっかりだな」と思いつつも、このままモヤモヤしたまま年末に突入するのも嫌。なので、一度ここで現状を言語化して頭の中をスッキリさせておきたい。というわけで、毎月恒例の月次報告で11月の出来事とその中で気づいたことをまとめて、来月以降の改善につなげていこうと思う。
YouTubeの実績
やまてつの暮らしのYouTubeの再生回数の推移は下記の通り。
| 撮影数/動画合計 | 総再生時間 | 動画視聴回数 | ショート視聴回数 | 登録者数/増加数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年11月 | 0/42 | 303 | 10,707 | 1,828 | 2,087/+15 |
| 2025年10月 | 4/42 | 729 | 22,186 | 3,262 | 2,072/+54 |
| 2025年9月 | 4/38 | 567 | 14,816 | 3,831 | 2,018/+43 |
| 2025年8月 | 0/34 | 166 | 5,588 | 3,869 | 1,975/+10 |
| 2025年7月 | 3/34 | 226 | 7,286 | 5,215 | 1,965/+3 |
| 2025年6月 | 0/31 | 237 | 5,608 | 33,592 | 1,962/+11 |
| 2025年5月 | 1/31 | 614 | 16,979 | 48,990 | 1,951/+57 |
| 2025年4月 | 5/30 | 933 | 26,702 | 27,389 | 1,894/+86 |
| 2025年3月 | 2/25 | 1,327 | 36,374 | – | 1,808/+168 |
| 2025年2月 | 2/23 | 510 | 17,293 | – | 1,640/+61 |
| 2025年1月 | 4/21 | 983 | 29,489 | – | 1,579/+143 |
| 2024年12月 | 2/35 | 954 | 34,470 | – | 1,436/+59 |
| 2024年11月 | 2/33 | 696 | 23,653 | – | 1,377/+78 |
11月は動画再生回数10,707回・総再生時間303時間
11月に更新した動画は0本。ブログは以下の3本更新した。
- 【月刊やまてつ10月号】本音が無いレビューに価値は無い
- α7C2を半年使ってみた感想|α6400から買い替えて感じたこと
- 天パ・軟毛・おでこ広いメンズの髪型とワックス選び|短髪ハードワックスをやめたらラクになった話
更新ペースが一向に安定しない

「来月こそ週1本ペースで更新したい」
毎月のように言っているが更新ペースは一向に安定しない。頑張れば何とかなるでしょと思ってたんだけど、さすがにここまで来ると根性論だけではどうにもならない事が分かってきた。
- なんでここまで動画更新が止まるのか。
- どうやったらこの沼から抜け出せるのか。
一回ちゃんと動画更新がストップする原因を深掘りして、対策を考えていきたい。
レビューすればするほど赤字が増えていく

理想を言うと、「動画を撮影 → アップ → 反応を見て修正 → また次の動画」というループをガンガン回して、動画の精度を上げていきたい。そして再生回数がちょっとずつ伸びて、収益もジワジワ増えていくみたいな成長ストーリーに憧れる。
だけど、現実は全然そうなっていない。
なぜ更新が止まったのか原因を考えてみて、まず思い浮かんだのがレビューすればするほど赤字が増えていくということ。当たり前なんだけど、レビューをするには商品を買わないといけない。そして残念ながら今の広告収益ではそこを回収できていない。
動画を作る時間も労力かかっているにも関わらずトータルでは赤字がじわじわ増えていく地獄みたいな状態が続いている。
考えすぎて動けない

収支が赤字なので無駄な行動を減らして黒字化できそうな企画だけに絞りたい。
- 「これは再生数取れそうか?」
- 「ブログも伸ばせるか?」
- 「単価的にアフィリエイトで回収できそうか?」
こういう事を1本1本めちゃくちゃ慎重に考えてしまう。
その結果、考えすぎて動けなくなってしまう。
- 企画選定にやたら時間がかかる
- その間、動画もブログも更新されない
- 更新頻度が少ないから、データも全然溜まらない
- 何が当たるかの感覚も育たない
- いつまで経っても「当たり企画を嗅ぎ分ける嗅覚」が初心者のまま
行動しないと変わらないのは頭では分かってる。しかし、行動すると赤字が増えるのも現実。どっちに進んでも地獄な二択が完成してしまい、更新が止まった。
それでも辞めたくない理由
「そんなにしんどいなら辞めたら?」と言われると、それはそれでめちゃくちゃ悔しい。
動画の構成とか、しゃべり方とか、サムネの作り方とか、昔よりマシにはなってる。少しずつだけど、確実に良くなっている手応えはある。
それに自分は、普通に会社員として生きていくタイプの人間じゃない。自分で言うのもなんだけど、社会不適合者寄りだと自覚してる。だからこそブログとYouTubeでお金を稼げるようになりたいし、ここで諦めたくない。というわけで、赤字が怖くて動けない問題をどうにかするために、まずはお金のルールからいじってみることにした。
毎月の勉強代を決める

まず毎月の勉強代を決めることにした。例えば、「レビュー用の服は月5,000円までは勉強代としてOK」とルール化する感じ。
今はレビューする商品を買うたびに、
- 「これ本当に元取れるかな」
- 「再生数しょぼかったらどうしよう…」
と、毎回悩んでレビュー商品選びにめちゃくちゃ時間がかかってしまう。
ここで「月3万円までは勉強代」と決めると、予算の範囲内だったら多少の失敗は仕方がないと割り切って考えれるので行動のハードルがかなり下がりそう。
あと今は結果が出ないと、「また赤字だった」とか「なんでもっと慎重に選ばなかったんだろう」と、自分を責めてしまう。でも月3万円までは勉強代というルールを先に決めておけば、その金額以内でやったことはルールの範囲内でちゃんと試しただけとして扱えるようになる。
結果が悪くても、
- 「じゃあ来月の5,000円で別パターン試そう」
- 「このパターンは弱かったって分かっただけでも収穫」
みたいに、失敗を前向きに捉えられやすくなりそう。
11月の出来事の振り返り
それではここからは11月にあった出来事を振り返っていきたい。
息子が急に熱を出してイライラしてしまった

ある日、子どもが急に熱を出して結果的に保育所を3日連続で休むことになった。その間は午前と午後で妻と交代しながら、なんとか仕事と看病をやりくりする日々だった。
子どもの熱に気づいた瞬間、真っ先に頭に浮かんだのは「仕事でやらないといけない事があるのに出来ないじゃん」という言葉だった。心配よりもイライラの感情の方が強かった。親としてどうなのって感じだけど、これが本音。
- 子どもなんだから急に熱を出すのは普通
- 仕事よりも看病が最優先
- イライラしても仕方ない
頭では分かってるが、急に予定が全部吹き飛ぶストレスの方が大きくてイライラしてしまった。
少し時間が経ってから振り返ってみると最初から仕事モードは諦めて、今日は子どもとゆっくり過ごす日にしようと決めてしまった方が心穏やかに過ごせた気がする。「仕事も進めたい、でも看病もしないと」で中途半端に両方追いかけてたせいで、余計にストレスが増えていた。
次に子どもが急に熱を出したときは、イライラを爆発させず最初から今日はそういう日と割り切って、穏やかな気持ちで乗り越えたい。子どもが小さいうちは予定通り進まないのが普通。予定通り進めばラッキーくらいに思っていた方がメンタルが安定しそう。
車の買い替えが迫ってきた

5年落ちの中古車を買ってからもう13年。車自体は18年落ちで今年に入って一気にガタが出始めて、今月もまた修理した。
きっかけは、ある日ふと気づいた駐車場の深緑色のオイルのシミ。「この色は絶対ロクなやつじゃないだろう」と思いながら車屋さんに持っていったら、案の定ドライブシャフトブーツという部品が裂けていて、中のグリースが飛び散っているらしい。交換しないとダメとのことで、そのまま修理。請求書に書かれた金額は34,100円。地味に痛い。
今年入ってからのゴム系や電装系など経年劣化する部品をここ数ヶ月でいろいろと交換してきた。全部まとめて計算すると今年の修理代はざっくり15万円オーバー。18年も乗ってたらそりゃ壊れるでしょと頭では分かってるけど、数字で見るとやっぱり笑えない。
ここまで来ると新しい車に買い替えるか流石に悩む。ただ今は子どもが小さくて、土足で上がるし、お菓子はポロポロ落ちるし、飲み物のカップは普通に倒す。そうなると新車を買って絶対汚されたくないとピリピリするより、今の中古車を雑に乗るほうが精神衛生的には良い。
とはいえ大規模に修理してまで乗り続けるつもりもないので、次の乗り換え候補を考えておかないといけない。
チャットGPTに課金してみた

今月からチャットGPTに課金してみた。まだ全然使いこなせてはいなけど可能性だけはめちゃくちゃ感じている。
今やってもらっているのはこんな感じ。
- 文章の下書きを投げて整えてもらう
- 箇条書きから構成を組み立ててもらう
- ブログのアイデア出しを手伝ってもらう
調べ物・構成づくり・たたき台づくりみたいな“0→1”の部分が苦手なので、そこを任せられるだけでもかなり楽になった。「とりあえず叩き台だけ出してくれ。細かい修正はあとで俺がやるから」みたいな使い方ができるのは普通にありがたい。
チャットGPTを使ってみた印象を一言で言うと気の利かない真面目な部下。
指示したことはきっちりやってくれるけど、それ以上は基本やってくれない。こっちが曖昧な指示を出せば、そのまま曖昧な結果になって返ってくる。「とりあえずいい感じにまとめといて」とか「なんかそれっぽい文章にして」みたいな雑な指示ではまともな使える回答が返って来ない。
あと細かい指示をしたとしてもそのままブログに載せても余裕でOKというレベルの文章はまだ書いてくれない。あくまでもサポート役として叩き台をポンと出してくれる存在。それでも今までより作業効率は体感でかなり上がった。ゼロから一人でうんうん唸る時間が減っただけでも、メンタル的にだいぶラクになった。
もちろん業種にもよるけど、これから先、AIをうまく使いこなせる人と、よく分からんと言いながら距離を取り続ける人の間で、作業スピードやアウトプットの量・質に大きな差がついていくんだろうなと感じる。感覚としては、スマホを初めて触った時の世界がガラッと変わりそうなワクワク感に近い。
時代に取り残されないように。そして自分の作業を少しでも底上げするためにも、AIの活用方法についてはこれからも情報収集はこれからも続けていきたい。
「おもしろい」って何だっけ?

YouTube動画にするには弱い商品レビューをせめてブログ記事にしようと思って書き始めたものの、1本仕上げるのに異常な時間がかかっていた。理由はシンプルで自分の文章がおもしろくないから。書く→数行読む→「いや、つまらん」と思って消す。このループを延々と繰り返してしまっていた。
そもそも面白いの定義が無かった
11月は他のレビューと被らないように差別化をテーマに、主観を全面に出したり本音を多めに書いたりしてみた。けれど、書き上げた文章を読み返すと、結局何が言いたいのか自分でもよく分からないという事が多かった。
「何で自分は面白い文章が書けないんだろう。」と毎日モヤモヤしていたが、ある日ふと気づいた。そもそも面白いコンテンツを判断する基準が自分の中でまったく言語化されていなかった。基準がないからこそ再生数に振り回されて一喜一憂している自分がいた。
たとえ再生数やPVがショボくても、たまたま見てくれた人が「この人のブログ、なんか好きだな」と思ってくれているかもしれない。だからこそ、これは面白いと言える動画やブログを書けたという自分なりの手応えさえあれば、数字だけで一喜一憂しなくて良いはずだと考えるようになった。
お笑いみたいな面白いじゃ無くて良い
では、面白いって一体なんだ?と真面目に考えたとき、真っ先に思い浮かんだのはお笑い番組みたいな面白さだった。
テンポよくボケてツッコんで、面白おかしく商品レビューが出来れば最強だと思う。でも残念ながら自分はそういうタイプでは無い。性格はどちらかというと大人しい側だし、飲み会で自然と周りに人が集まってくるような人生でもなかった。
「ごちゃごちゃ言い訳してないで面白いトーク力を鍛えろよ」と自分でも一瞬思った。けれど、お笑い芸人みたいな面白さを目指すのはどう考えても違う気がする。持ってない才能を無理やり手に入れるより、今すでに持ってるものを伸ばしたほうが個性が出そう。
じゃあ自分が目指すべき面白さって何なのか。
いろいろ考えた結果、、読んだ人を笑わせるよりも読んだ人が何か1つ得をするコンテンツを目指す方が自分には合っている気がした。
- 悩みがちょっと軽くなる
- 新しい視点・発見がある
- 共感できる
- 「ちょっとやってみようかな」と行動してみたくなる
このどれか1つでも達成できていれば、その記事や動画は合格。それが自分が目指したい面白さなんだと思う。
やり方としては、「この人の、この悩みを、これくらい軽くする」という具体的なゴールを設定する。その上で、その誰かの顔を思い浮かべながら書く。そして、テンプレ情報を並べるんじゃなくて自分の主観と本音をしっかり入れ込んでいきたい。爆笑は取れなくても誰かの頭の片隅にちょっと引っかかれば、それでOK。
振り返ってみると「誰に・何を届けたいのか」をほとんど考えずに書いていたが、ここまで言語化してみて、ようやく自分はどこを目指したいのかが少しハッキリしてきた。あとは地道に積み上げていくだけ。
そんな感じで今日も細々とキーボードを叩いているので今後もブログやYouTubeを見てもらえると嬉しい。

